恐ロシア!アエロフロートと遅延にまつわる戦い 最終回!
アエロフロートの遅延に伴う乗継失敗の話。
モスクワで請求された追加料金はなんと約64万円。
返金を求めるも最初の返答はNO。3ヶ月続いた戦いが終結しました。
(第1話のリンクも貼っておきます。気になる方は最初からどうぞ。)
ついにこの日がやってきました。
アエロフロート日本支社長へ直接この問題を抗議する日です。
事前にアポイントを取った時間に訪問します。
(虎ノ門にある琴平タワーの中にオフィスがあります。)
会議室のような部屋に通され、少し待つと、
日本支社長と社員一人(事実上ロシア語通訳)が入ってきました。
・・・
・・・
・・・
2人は入ってきても何もしゃべりません。笑
もちろん謝罪もありません。
私が主導的に話を始めないと会話になりません。
(申し訳ないという気持ちが正直ないんだろうなと感じてしまいました。)
私:遅延により最短乗継時間を満たさないフライトとなってしまったがなぜ翌日便に振替が行われなかったのか?
支社長:システム上、乗継時間を満たさないフライトはそもそも販売していない。
私:いや、もともとは乗継時間が十分にあるフライトだった。
それが遅延により満たさなくなった。質問の答えになっていないのですが・・・
支社長:・・・。改めて文書で回答します。
私:これまでも、文書で同様の申し立てを行っていてそれに対する回答をもらえてないのに、また文書で問い合わせしてほしいということですか?
支店長:はい。
(もはや直接話し合いの場を持つ意味があるのか分からなくなります。)
その後も、
・約64万円の追加料金は妥当なのか?
・アエロフロートホームページの乗換案内に矛盾がある点
・スカイチーム上級会員向けのサービスが全く提供されなかった点
・結果的に、24時間以上のトランジットとなったがなぜロストバゲッジしたのか?
などの質問をしましたが、どれも明確な回答はもらえず、
正式な回答はロシア本社からの文書をもって行いたいという説明でした。
結局、納得いく回答は何も得られませんでした。
しかし、これではまたロシア本社からの回答をメールで送られるという対応を取られることは目に見えています。
こうやって日本支社長と直接お話しできたので、
何とか日本支社長からもロシア本社に掛け合ってほしいという想いを伝えて帰ることとしました。
それから約1か月後・・・
再度、アエロフロートからメールが届きました。
一部を抜粋すると、
シェレメチェヴォ国際空港ならびに東京支店の職員の業務にご満足頂けなかった事、
誠に遺憾に感じている。
しかしながら調査の結果、職員による規則違反の確認は取れなかった。
・・・航空会社の定めた規則に対する違反はなかったが、
ロイヤルティとして追加で支払った航空券の代金を補償することを決定した。
(これがそのメールの一部です。モスクワ空港でのホテル代の補償は認められませんでした。)
やりました!本当に良かった!泣き寝入りしなくてよかった。粘ってよかった。
規則違反はなかったと最後までそこは認めませんでしたが。。笑
その後、無事追加で支払った代金が銀行口座に振り込まれていました。
まとめます。
私はアエロフロートを今回の1度しか利用したことがありません。
毎回こういった特殊なケースが発生しているわけではないと思います。
何も問題なく利用出来ている人も当然いると思います。
ただ、私のようなケースが実在することも事実です。
楽しい楽しい旅行が一瞬でどん底です。
お金は戻ってきましたが楽しい旅行の思い出は壊されたままです。
皆さんも国内・海外旅行するときに、航空会社のチョイスも大切にしてください。
よろしくお願いします。
おわり。